お家で過ごす時間が増えて、アロマテラピーを楽しむ人が増えているそうです。
アロマテラピーとは、ハーブに含まれる香り成分を使って、私達の生活に役立てることです。
今回は、アロマテラピーを行うのが初めてというアロマ初心者に向けて書きました。
精油は、植物のエッセンスが濃縮されたオイルです。初心者でも安全にアロマテラピーを楽しむためのヒントやポイントをお伝えします。
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アロマ初心者の始め方は?
アロマテラピーを始めるには、まず最初に精油を用意します。
精油は、100%天然のものを選びます。合成香料が加えられていたり、アルコールで希釈されているものは避けましょう。
購入の際には、学名や産地などもきちんと確認します。しずくが1滴ずつ出る「ドロッパー(中栓)」がついているものを選んでください。
精油は紫外線や熱で劣化が早まります。
遮光瓶に入っているものを選び、直射日光を避けて、冷暗所に保管します。開封したら、1年を目安に使い切りましょう。
アロマテラピーを行う前に、注意点にも目を通してください。(記事内の項目にジャンプします)
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アロマ初心者におすすめの精油7選
アロマ初心者は、普段の生活で馴染みのある、自分の好きな香りを選ぶのがおすすめです。
ストレスや緊張を和らげてくれたり、リラックス効果のある精油を4点(ローマンカモミール、ラベンダー、スイートマジョラム、スイートオレンジ)、私のお気に入りの精油を3点(ゼラニウム、ジャスミン、イランイラン)をご紹介します。
ローマンカモミール
学名 | Anthemis nobilis(アンテミス・ノビリス) |
分類 | キク科 |
部位 | 花 |
抽出法 | 水蒸気蒸留法 |
ノート | ミドル |
主な成分 | アンゲリカ酸エステル類 |
主な作用 | ストレス緩和、リラックス、鎮静 |
相性の良い精油 | オレンジやマンダリンなど甘味のある柑橘系の精油 |
カモミールには2種類あります。ハーブティーでお馴染みのジャーマンカモミールと、精油で良く使われるローマンカモミールです。
ローマンカモミールは、青リンゴのような甘く爽やかでフルーティーな香りです。
不安やストレスによる心身の不調をやわらげてくれます。穏やかな作用なので、子供にも使えます。
入浴後のトリートメントや、眠る前の芳香浴などがおすすめです。
※ 妊婦さんは使用を控えて下さい。
ラベンダー・トゥルー
学名 | Lavandula angustifolia(ラヴァンドゥラ・アングスティフォリア) |
分類 | シソ科 |
部位 | 花、葉 |
抽出法 | 水蒸気蒸留法 |
ノート | トップ、ミドル |
主な成分 | 酢酸リナリル、リナロール、酢酸ラバンジュリル |
主な作用 | リラックス、鎮静、抗菌 |
相性の良い精油 | ゼラニウム、マジョラム、ペパーミント、ローズマリー、柑橘系の精油 |
ラベンダーは、フローラルの中にもウッディな落ち着きと品の良さが感じられる香りです。
ラベンダーは、怒りや緊張を和らげて、リラックスさせてくれます。
高いリラックス効果があるため、ストレスからくる体の不調や、女性の体のトラブルなどにも効果があるとされています。
鎮静作用があると言われている酢酸リナリルという成分を多く含みます。
ラベンダーは、体の様々な苦痛の緩和や、肌のトラブル解消にもよく使われます。
※ 妊婦さんは使用を控えて下さい。
スイートマジョラム
学名 | Origanum majorana(オリガヌム・マヨラナ) |
分類 | シソ科 |
部位 | 花、葉 |
抽出法 | 水蒸気蒸留法 |
ノート | ミドル |
主な成分 | テルピネン-4-オール、リナロール |
主な作用 | 癒し、鎮静、抗菌 |
相性が良い精油 | ラベンダー、ゼラニウム、柑橘系の精油 |
スイートマジョラムは、温かみのある、甘くスパイシーなハーブの香りです。
イギリスでは「なぐさめの香り」と呼ばれます。緊張で高ぶり、こわばった心を優しくほぐしてくれる精油です。
頑張りすぎて、気持ちに余裕がなく、心が疲れている方におすすめです。
毒性がほとんどなく、体の巡りをアップして、リラックスを誘うので、眠る前のトリートメントにおすすめです。
スイートオレンジ
学名 | Citrus sinensis(キトルス・シネンシス) |
分類 | ミカン科 |
部位 | 果皮 |
抽出法 | 圧搾法 |
ノート | トップ |
主な成分 | リモネン |
主な作用 | 不安緩和、リラックス |
相性が良い精油 | どの精油とも合わせやすいです。 |
フレッシュで爽やかなオレンジの甘味のある香りです。
不安感をやわらげ、緊張をほぐして、気持ちを明るくさせてくれます。
子供との相性も良く、子供が眠れない時や、落ち着かせたい時、芳香浴やオイルトリートメントをしてあげると良いです。
アロマバスや、眠る前の芳香浴などがおすすめです。
ゼラニウム
学名 | Pelargonium graveolens(ペラルゴニウム・グラウェオレンス) |
分類 | フウロソウ科 |
部位 | 葉 |
抽出法 | 水蒸気蒸留法 |
ノート | ミドル |
主な成分 | シトロネロール、ゲラニオール |
主な作用 | 不安緩和、防虫、消炎 |
相性が良い精油 | フラワー系や、ウッディ系(シダーウッドやひのき等)の精油 |
ゼラニウムは、バラに似た甘い香りと表現されます。甘い香りの中にも、ハーブの独特な、スッキリとした清涼感が感じられる香りです。
心身の不調のバランスを整えてくれます。女性に嬉しい精油です。
甘い香りが、心の不安感を和らげ、気分を明るくしてくれます。
※ 妊婦さんは使用を控えて下さい。
ジャスミン
学名 | Jasminum grandiflorum(ヤスミヌム・グランディフロルム) |
分類 | モクセイ科 |
部位 | 花 |
抽出法 | 揮発性有機溶剤抽出法 |
ノート | ミドル、ベース |
主な成分 | 酢酸ベンジル、安息香酸ベンジル、イソフィトール、リナロール |
主な作用 | 不安緩和、高揚 |
相性が良い精油 | 柑橘系(特にオレンジやマンダリン) |
ジャスミンは、エキゾチックな濃く甘い香りが特徴です。
ジャスミンは、女性の心身の不調に寄り添ってくれる香りです。気持ちが不安なとき、気分のアップダウンが激しい時などに疲れを癒し、うきうきした高揚感を与えてくれます。
妊娠線のケアにも使うことが出来ます。
シャネルの5番にも使われている香りです。
※ 妊婦さんは使用を控えて下さい。
イランイラン
学名 | Cananga odorata(カナンガ・オドラタ) |
分類 | バンレイシ科 |
部位 | 花 |
抽出法 | 水蒸気蒸留法 |
ノート | ミドル、ベース |
主な成分 | ゲルマクレンD、酢酸ベンジル、リナロール |
主な作用 | 不安緩和、高揚 |
相性が良い精油 | 柑橘系(特にオレンジやマンダリン) |
イランイランは、ジャスミンをさらに甘く濃厚にしたような、官能的な異国風の香りです。
インドネシア語で「花の中の花」という意味を持ちます。
不安や緊張でこわばったこころを優しく解きほぐし、幸せな気分へと導いてくれます。
※ 妊婦さんは使用を控えて下さい。
精油の種類(系統)
精油の分類 | 精油の種類 |
フラワー | カモミールジャーマン、カモミールローマン、ジャスミン、スパイクラベンダー、ゼラニウム、ネロリ、プチグレン、ラバンジン、ラベンダー、リンデン、ローズ・アブソリュート、ローズオットー |
ハーブ | アンジェリカ、キャロットシード、クラリセージ、ゲットウ、スイートマジョラム、スペアミント、タイム、バジル、フェンネル、ペパーミント、メリッサ(レモンバーム)、ヤロウ、ローズマリー |
ウッディ | カユプテ、クロモジ、サイプレス、シダーウッド、ジュニパーベリー、ティートリー、ニアウリ、パインニードル、ひのき、モミ(トドマツ)、ユーカリ |
シトラス | グレープフルーツ、シトロネラ、スイートオレンジ、ベルガモット、ベルベーヌ(レモンバーベナ)、マンダリン、ユズ、ライム、リツェアクベバ(メイチャン)、レモン、レモングラス |
エキゾチック | イランイラン、サンダルウッド、パチュリ、パルマローザ、ベチバー |
樹脂・樹皮 | エレミ、ガルバナム、コパイバ、フランキンセンス(乳香)、ベンゾイン(安息香)、ミルラ(没薬) |
スパイス | アニス、カルダモン、クミン、クローブ、コリアンダー、シナモン、ジンジャー、ナツメグ、ブラックペッパー、ローレル |
キャリアオイルの種類
代表的なキャリアオイルをご紹介します。
アルガンオイル | 肌馴染みが良く、保湿効果に優れています。 |
オリーブオイル | 乾燥肌を保護し、肌を柔軟にし、滑らかに整えます。 |
カレンデュラオイル | キク科のハーブカレンデュラを漬け込み、成分を抽出したオイルです。保湿、消炎効果があります。妊婦さんや赤ちゃんにも使えます。 |
シアバター | 肌を柔軟にして、潤いを保ちます。 |
スイートアーモンドオイル | 乾燥肌に。敏感肌や赤ちゃんにも使えますが、酸化しやすいので早めに使い切りましょう。 |
ホホバオイル | 熱や酸化に強く(酸化しにくい)、保湿効果が高いです。 |
マカダミアナッツオイル | 低刺激で、肌に馴染みやすく酸化しにくい。 |
アロマ初心者が揃えるものは?精油の使い方・楽しみ方
精油の楽しみ方は、いろいろあります。蒸気吸入やフェイシャルスチーム、湿布などは、精油さえあれば、身近にある道具だけで行えます。
精油は、芳香浴以外は、薄めて使うのが基本です。特に、肌に塗布するオイルトリートメントの場合についてお伝えします。
ドロッパー1滴は、約0.05mlです。目元などはデリケートなので、塗布は避けて下さい。
用途 | 希釈濃度 |
顔に塗布する場合 | 0.1~0.5%以下 |
体に塗布する場合 | 0.5~1%以下 |
例えば、フェイス用には、キャリアオイル10mlに対して、精油1滴を垂らします。
0.5%の計算式:(基剤の量×0.005)÷0.05=精油の滴数
1%の計算式:(基剤の量×0.01)÷0.05=精油の滴数
濃度 \ 基剤の量 | 10ml | 20ml | 30ml | 50ml |
0.5% | 1滴 | 2滴 | 3滴 | 5滴 |
1.0% | 2滴 | 4滴 | 6滴 | 10滴 |
※ 基剤とは、この場合キャリアオイルのことを指します
芳香浴
芳香浴は、ティッシュやハンカチに精油を1~2滴落として香りを楽しんだり、コップに熱湯を入れて、精油を1~2滴落として香りを楽しむなど、身近なものを使って行うことも出来ます。
でも、芳香浴をより楽しみたいなら、精油の他に、精油を拡散する道具(アロマポットやアロマディフューザーなど)があると便利です。
拡散力は、ディフューザーのサイズにもよりますが、大体次のようになります。
アロマポットは火を使うので、安全性の面からおすすめしません。
アロマライトやファン式のアロマディフューザーは、香りが控えめなので、強い香りが苦手な方におすすめかなと思いました。
お部屋全体を香らせたい方や、ほのかな香りでは物足りない方には、超音波式やネブライザー式がおすすめです。
種類 | メリット | デメリット | |
加熱式 | アロマポット |
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アロマライト
(コンセント式、電池式) |
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非加熱式 | アロマディフューザー(ネブライザー式) |
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アロマディフューザー
(超音波式) |
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アロマディフューザー
(ファン式) |
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アロマライトは、拡散力が弱く、自分の周辺が香る程度のものが多いです。
汚れたらオイル皿を洗うだけなので、手入れは簡単です。
ネブライザー式は、水を使わず、空気を圧縮して、精油の原液をそのまま拡散します。広いリビングやお店、オフィスなどにおすすめです。
こちらは20畳対応です。
加湿器にアロマディフューザー機能がついたものが沢山売られていますが、加湿器としての機能がメインで、香りを拡散する機能はあまり高くないという意見もあります。
加湿器でアロマを楽しむ場合は、必ず「アロマオイル対応」の加湿器を選びます。
加湿器の種類によっては、純粋なアロマオイルではなく、加湿器対応の専用アロマでないと使用できないものもあります。
アロマオイル対応ではない、通常の加湿器に精油を入れると、故障の原因となる場合がありますので注意してください。
超音波式のアロマディフューザーは、様々なサイズのものがあります。商品の仕様欄に、「適用床面積」という記載があります。
適用床面積の記載がないものもありますが、その場合は、タンクの容量などが目安となります。メーカーの仕様にもよりますが、参考にしてみて下さいね。
タンク容量 | 適用床面積 | 連続運転時間 |
350ml | 約12~15畳 | 約3時間 |
80ml | 約6~8畳 | 約4時間 |
電池式やUSB充電式などがあります。音はどちらかと言えば静かなものが多いです。
精油を染み込ませるフェルト状のフィルターをファンの上にセットして、上から精油を数滴垂らすだけなので、掃除もメンテも簡単です。
但し、サイズが小さなものが多く、拡散力は弱いので、自分の周辺が香る程度です。
沐浴
沐浴をするときは、必ず精油を無水エタノールで希釈してから、お湯に溶かします。精油を直接お湯に入れても、精油は水には溶けません。
お湯の中で分離した精油の原液が肌に触れると、肌に炎症が起こる場合がありますので、必ず守ってください。
洗面器や、たらいなどに熱湯を入れて、5mlほどの無水エタノールに精油1~3滴を混ぜたものを加えます。差し水をして、丁度良い湯加減になったら、手浴や足浴をします。
10~15分ほど浸かります。お湯がぬるくなったら熱いお湯を足して温度を調節します。
※ 無水エタノールは、ドラックストアなどで手に入ります
蒸気吸入・フェイシャルスチーム
洗面器やボウルに熱湯を入れます。精油を1~3滴たらします。蒸気が逃げないように頭からバスタオルをかぶり、洗面器の上に顔をかざし、蒸気を顔にあてます。
ゆっくりと深呼吸します。風邪の引き始めなどにおすすめです。お肌の巡りがアップして、美肌効果が期待できます。
精油の揮発性の成分が目を刺激するので、蒸気を顔に当てるときは、眼を閉じて行ってください。
湿布
洗面器やボウルに50℃くらいの熱めのお湯500mlを注ぎ(※)、5mlほどの無水エタノールに精油1滴を加えてよく混ぜます。
短冊状にたたんだタオルをお湯に浸し、軽く絞ってから患部に当てます。これを何度か繰り返します。
冷湿布の場合は、お湯の代わりに水を使います。
急性の痛みには冷湿布、肩こりや腰痛などの慢性の傷み(※)には温湿布が向いています。
(※)火傷に注意してください
(※)慢性の傷みは、他の病気が隠れている場合があるので、一度病院を受診されることをお勧めします
オイルトリートメント
キャリアオイルに精油を混ぜてマッサージオイルを作ります。作ったオイルは遮光瓶に入れて、冷暗所に保管し、2週間を目安に使い切ってください。
ハーブとアロマの違い
ハーブとアロマの違いをご存じですか?
ハーブとは、様々な香りを持ち、人にとって有用な成分が含まれる植物です。アロマとは、ハーブに含まれている香り成分のことを言います。
ハーブとアロマの違いは、「飲んだり食べたりできるかどうか」です。
ハーブの場合は、カモミールなどのハーブティーや、ターメリックなど食事に使うスパイス、ミントやセージ、ローズマリーなど、お菓子や料理に混ぜるハーブがありますよね。
精油の注意点
原液で使わない
精油は高濃度の香り成分です。原液では使わず、必ず薄めて使います。(芳香浴に限り、原液での使用が可能です。)
飲まない・食べない
精油は植物の香り成分が、濃縮されています。
消化粘膜や、内臓に負担がかかる可能性があるので、原液はもちろん、希釈した精油でも、飲んだり、食物に混ぜて食べたりしないように注意しましょう。
原液を肌に塗らない
精油の原液は、皮膚には刺激が強いため、薄めて使うのが基本です。精油の原液を直接皮膚に塗ったり、目や口に入らないように気を付けて下さい。
薄めて使う場合でも、下記の場合は気を付けて下さいね。
皮膚に塗布する場合は、キャリアオイルなどで薄め、低い濃度でパッチテストを行ってからにしてください。特に、肌がかぶれやすい方は注意してください。
皮膚刺激に注意したい精油 | イランイラン、ジャスミン、クローブ、ティートリー、ブラックペッパー、ペパーミント、メリッサ、ユーカリ |
柑橘類の果実皮に含まれる精油には「クマリン誘導体」が含まれます。クマリン誘導体には、光毒性(※)があります。
柑橘類の精油が肌についたまま紫外線に当たると、炎症が起きたり、シミが出来たりすることがあります。
顔などに塗布するのは避けた方が無難です。
光毒性に気を付けたい精油 | アンジェリカ、グレープフルーツ、ベルガモット、レモン |
(※)光毒性とは、皮膚に化学物質が付いた状態で、紫外線に当たることによる皮膚への刺激反応のことを言います。
子供やペットに注意
精油は、子供やペットが誤って飲んだりしないように、手の届かないところに置いて下さい。
3歳未満の幼児には、芳香浴以外は行わないでください。
3歳以上12歳以下の場合でも、子供は大人より体が小さいですので、アロマテラピーを行うときは、大人の10分の1くらいの低濃度から始めて、大人の2分の1を上限とし、様子を見ながら行って下さい。
ペットは、人間に比べて体が大変小さいですし、体の仕組みが人間とは違います。犬や猫の嗅覚は人間より大変鋭く、微かな香りでも、強く感じてしまいます。
中でも猫やフェレットは、精油に含まれる香り成分の中に、代謝できず、体に蓄積してしまう種類のものがありますので、アロマテラピーは禁物です。(子犬や小鳥もダメ)
ペットへのアロマテラピーは、ペットへの安全性が確認できている香り以外は、おすすめしません。詳しくは獣医さんに確認してください。
ペットがなめる危険性があるので、精油がついた手でペットを触らないように注意してください。
妊婦さんが注意したい精油
妊娠初期は、精油の使用は避けた方が無難です。妊娠中期、後期でも、子宮にアプローチする精油は厳禁です。
赤ちゃんと密に接することが多い授乳中は、精油の使用を控えた方が良いと思います。ご心配な方は、主治医に相談してください。
妊婦さんが注意したい精油 | カモミール、クラリセージ、ジャスミン、ヤロウ、ラベンダー、ユーカリ、ゼラニウム、ペニーロイヤルミントなど |
病気の方や高齢者の方への注意
血圧の高い方や、薬を飲んでいる方は、使用できない精油があります。病院で治療を受けている方は、主治医に相談して下さい。
高齢者にアロマテラピーを行う際は、低濃度での使用をお勧めします。
ホルモン依存症疾患(子宮筋腫、乳腺症、前立腺など)、てんかんなど。
詳しくは主治医に相談してみてください。
同じ精油を長期間使い続けない
同じ精油を長期間使い続けて、アレルギーを発症したという例があるそうです。たまには違う香りも楽しみましょう。
火気厳禁
精油には引火性があります。火や熱のそばでアロマテラピーを行うのは止めましょう。
精油は油溶性
精油は水に溶けず、油に溶ける性質があります。
水に直接精油を入れても、溶けずに分離してしまいます。
アロマバスや沐浴(足湯や手浴など)をする時は、必ず無水エタノールで精油を希釈して、無水エタノールに溶けた精油をお湯や水に混ぜて溶かしてください。
溶けずに分離した精油が肌につくと、肌に炎症が起こることがあります。
アロマバスの残り湯の洗濯について
アロマバスを楽しんだ後、残り湯を洗濯に使いたいと思うかも知れません。
私個人としては、精油を溶かしたお風呂のお湯の残り湯は、洗濯には使わない方が良いと考えています。
精油が付着したタオルや衣類について
アロママッサージを行った時に、タオルなどで体を拭くことがあるかと思います。
精油には「油溶性」「引火性」という性質があります。
精油は水やお湯には溶けません。洗濯してもタオルや衣類についた精油は、洗剤で落ちずに残る可能性があります。
アロマオイルが付着したタオルや衣類を乾燥機にかけると、発火する危険性がありますので、乾燥機の使用は避けて下さい。
無水エタノールについて
無水エタノールは、その名の通り、ほぼ水分を含まない純度の高いエタノールです。アロマテラピーでは、精油と水が溶けやすくするための溶媒として使われます。
無水エタノールは、アルコール濃度が高いので、引火しやすい性質があります。火の近くで使用したり、保管したりすることは絶対にやめましょう。静電気にも注意してください。
無水エタノールは、揮発性が高い為、フタを開けたままにすると蒸発してしまいます。使った後はフタをきちんとしめて下さい。
無水エタノールは、目や粘膜につかないように注意してください。子供が誤って飲んでしまわないように保管場所には気を付けましょう。
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