「人生を変える断捨離」は「捨てる」だけにあらず。人生を新陳代謝して好転させる人続出。「断捨離の螺旋階段」とは?捨てるとは「過去の自分の思考ごと捨て去る」こと。行動に弾みがつき好循環が起こる必読の書。
こんな人におすすめ
・片づけが苦手な人
・物を捨てられない人
・運気が停滞している人
・問題を抱えている人
読むとこう変わる
・片づけ上手になる
・物をスパッと捨てられる
・運気が上向く
・問題解決能力が向上する
やましたひでこさんの紹介
やましたひでこさんはヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」からヒントを得て「断捨離」という言葉を作りました。「断捨離」関連書籍は日本のみならずアジア地域でも刊行され、累計400万部のミリオンセラー作家です。現在は、クラターコンサルタントとして、断捨離塾を運営されています。
やましたひでこさんの本
「人生を変える断捨離」を読もうと思ったきっかけ
着ていない洋服や、重なった書類を片付けようと思いながら、やる気が出ず、そのままになっているので、「人生を変える断捨離」を読んでやる気を出して、片付けたいと思ったから。
「人生を変える断捨離」の要約
はじめに
第1章 だから、あなたは捨てられない
第2章 これが断捨離のメカニズム
第3章 断捨離が人生を変える
第4章 断捨離で「ごきげん」に生きる
おわりに
第2章 これが断捨離のメカニズム
断捨離では、物を捨てる行動と共に思考の整理もしていくことで、片付けられない人の体質改善を目指す。
断捨離のプロセス
思考の断捨離
1.現状を認識する
2.自己否定をやめる
3.住まいの明確なビジョンを描く
物の断捨離
1.物を出して俯瞰する
2.「どう見てもゴミ・ガラクタ」を捨てる
3.自分軸・時間軸、関係性を意識して手放す
4.「要・適・快」で選び抜く
5.収納は物の最適化が出来てから
収納のガイドライン
1.「3分類の法則」
2.「7・5・1の法則」
3.「1 out 1 in の法則」
4.「ワンタッチの法則」
5.「自立・自由・自在の法則」
物の断捨離
まだ使えるから…という悩ましいもの
→心の賞味期限は切れていないか?を自問自答する。
→自分にとって「美味しいもの」だけを残す。
忘却グッズ「知らないおじさん」
「知らないおじさん」とは、あったことすら忘れているくらいのゴミ・ガラクタのことを指す。
知らないおじさんの特徴
・これまでの人生において、すれ違っただけのような存在。「あなたはどなた?」とでも言いたくなるような物
・知らないおじさんは喋らない、どんなに息苦しくても、声を上げることもなく、ひたすら無言で押し合いへし合いしている。
例)コンビニのプラスプーン、カビが生えてたり傷んでたりする洋服、使ってない引き出物など。
執着グッズ「お節介なおばさん」
「お節介なおばさん」とは「とっても便利よ」と店員さんや通販番組に乗せられて買ったはいいが「そこそこ便利だけど、別になくても困らない」程度の物。
「お節介なおばさん」の特徴
・捨てようとすると「本当に捨てちゃっていいの?」「だってこれ高かったでしょう?」「また使うかも知れないし」「勿体ないじゃない」と雄弁に語り出す。
例)キッチン便利グッズ、高級ブランド品、貰い物など。
断捨離EQが高まる仕組み
まず、難易度の低い「忘却グッズ」から手放し、本当は不要だった「執着グッズ」を手放していくことで徐々に難易度が上がっていく。それに伴い、断捨離の能力もアップする。
私の感想
断捨離のプロセスを最初から順にやれば「片付けられないダメな自分」から「断捨離マスター」に成長できる日は夢じゃない。そう感じました。
収納のガイドラインは、細かすぎて自分には無理だな、と思いました。まずは、断捨離だけに集中しようと思います。
「人生を変える断捨離」を読む前の私
物を捨てる方法が書かれた本だと思った。でも、片付けられない人は、本を読んだくらいでは片づけ上手にはなれないと思うので、どうして「断捨離」がそんなに評価が高いのか知りたかった。
読んで分かったのは、いろんな切り口から理屈を説明されていて、例えもとても面白く、思わず引き込まれて読み進めてしまいます。著者は、読者の心を捉えるのが上手だなと思いました。
「人生を変える断捨離」から得た気付き
執着心が手放せて心が軽くなる
物にはその人なりの「経験や思い」が吸着している。「捨てるに捨てられない」とか「高かった」などの重い気持ちがあると、物を見るたびにネガティブな影響を受ける。
思いの拠り所となっている物を捨て去ることにより、執着がなくなり、心が軽くなっていく。
物を見るたびに思い出すネガティブな感情を、ものを捨てると同時に手放すことが出来るということだと分かりました。
断捨離は転居しない引っ越し
同じ場所にいながら、まるで引っ越しをしたかのように住空間が、自分自身がドラスティックな変化を起こしていける。
断捨離=住空間をクリエイトする=人生をクリエイトする。
断捨離とは、引っ越しするくらいの決意とエネルギーが必要。断捨離することを通して、人生までも変化を起こすことが出来るんだ、と分かりました。
「人生を変える断捨離」を読んだ後のTODO
・こまめにおじさんを捨てる
・思い切っておばさんを捨てる
マリィのアウトプットコーナー
ほんの少し「断捨離」やってみた
忘却グッズ「知らないおじさん」捨ててみた
私は、普段からいらないものは、こまめに捨てるタイプなので、家の中には、忘却グッズ系の物はあまり溜まっていなかった。
・飲みかけの紅茶(歯に茶渋がつくので飲まなくなった)
・100円ショップで買った耳栓とスポイト(沢山あってこんなにいらない)
・500円くらいの雨がっぱ(買ってから10年程になるけど一度も使ったことがない)
・ピーラー(普段使わない)
・アイシャドー(お気に入りの色を使い切った)
・空き容器(いらない)
執着グッズ「お節介なおばさん」捨ててみた
ぬいぐるみは、落ち込んだ時に自分への慰めのために購入したけど、今になってみるともういらない。ほとんど新品同様だし、人形ってペットと同じくらい気持ちが入るものなので、いらないと思ってもなかなか捨てられない。
洋服や、バッグは飽きたというだけで、しばらく置いておけばまた着るかも使うかもと思うとなかなか捨てられなかった。
・ユニクロのカーディガン(縮んで小さくなった。着れなくはないけど。)
・ピンクのカーディガン(好みではなくなった)
・花柄スカート(何故か着ない。柄物のスカートはコーデが難しい)
・スヌーピーとリラックマのぬいぐるみ
・スヌーピーのバッグ(好みが変わった)
また、コツコツ断捨離してみたいと思います。