「読んだら忘れない読書術」のキーワードは「スキマ時間」と「アウトプット」と「深読」。「忙しくても本が読める」「読書を自己成長につなげる」「読書の質を上げる」とっておきの方法を著者が伝授します。
こんな人におすすめ
・人生を好転させたい人
・悩みを解決したい人
・メンターが欲しい人
・読書の時間が無い人
読むとこう変わる
・読書を人生に活かすことが出来る
・悩みの解決方法が分かる
・忙しくても本が読めるようになる
・情報発信が出来るようになる
樺沢紫苑さんの紹介
樺沢紫苑さんは、精神科医であり、作家です。ツイッターフォロワー数12万人、メルマガ発行部数15万部等、多大な影響力を持つ方です。熱心な読書家としても知られており、月20~30冊の読書を30年以上続けていらっしゃいます。
樺沢紫苑さんは、「病気で苦しむ人を一人でも減らす」というビジョンを掲げ、日々活動されています。
樺沢紫苑さんの本
樺沢紫苑さんが読書を勧める理由
病気の予防や健康でいるための知識は、本を読むことで得られるのに、患者さんは、本を読まない方が多い。だから、樺沢紫苑さんは私達に読書を勧め、読んだ本からアウトプットして、現実の生活に活かす方法を伝える活動をしているとのこと。
「読んだら忘れない読書術」を読もうと思ったきっかけ
樺沢紫苑さんの近著「アウトプット大全」に強い影響を受けたのがきっかけです。私は読書がとても好きなので、効果的な読書の仕方について書かれている本著に興味を持ちました。
樺沢紫苑さんは、私の「読書をする目的」を根本的に変えてくれた人です。今までの私にとって、読書とは「娯楽であり、息抜き」だったのですが、樺沢紫苑さんは、読書を「アウトプットすることで自己成長するためのもの」と教えてくれました。
「読んだら忘れない読書術」の要約
第2章 読んだら忘れない読書術3つの基本
読書を知識として定着させるには
「何度も利用される情報」と「心が動いた出来事」は脳が重要だと判断する。
樺沢紫苑さん流アウトプット術
1.本を読みながらメモを取る、マーカーを引く
2.本の内容を人に話す、本を人に勧める
3.本の感想や気付きなどをSNSで発信する
4.メルマガ等に書評を書く
激しい感情が伴った記憶は忘れにくい
大好きな作家の本をワクワクした気分で読む
面白そうと思ったらすぐに読む
読書するのはスキマ時間のみ
樺沢紫苑さんはスキマ時間だけで月20~30冊の本を読んでいる
東京のサラリーマンの平均通勤時間は往復2時間。
3日で合計4~6時間のスキマ時間があれば本を1冊読める。
3日で1冊を読めば、1か月で10冊読める。
深読を意識する
本についての感想や意見を言えるレベルが読書。
「きちんと読む」は「時間をかけて読む」とは違う。
早く読めても、内容を覚えてなければ意味がない。
その他の章は省略します。
「読んだら忘れない読書術」を読む前の私
本を読んでも、内容を覚えていないことが多い。せっかく読んでも、自分の人生に変化を起こせないまま。本を読んで大量のメモを残すが、そのメモも、後で読み返すことがなかった。本で得た情報を実際の自分の生活に応用できなかった。
「読んだら忘れない読書術」から得た気付き
自己成長につながらない読書は意味がない
記憶にも残らない、自己成長しない読書はお金と時間の無駄。
自己成長すれば、抱えているたいていの問題は解決する。
人生はいくらでも変えることが出来る。その方法を教えてくれるのが本。
速読ではなく、深読を目指す。
読書は、量より質が大切
×速読で10冊読んだが1冊も知識として定着しない読書
〇1冊を丁寧に読んで、成長の糧となる読書
仕事ができるライバルは自分だけの「キッチンスタジアム」を持っている。
情報発信できる人は、普段から膨大なインプットをしている。
「自分だけのキッチンスタジアム」とは
普段から自分の仕事や専門に関する知識・情報をインプットして、頭の中に分かりやすく整理格納されている状態。
「読んだら忘れない読書術」を読んだ後のTODO
・スキマ時間を活用して本を読む。
・書評をブログで書く。
・外出の際に本を携帯する。